2018年、林芳正氏の「ヨガ通い」が週刊文春によってスクープされ、日本中がザワつきました。
「公用車で通った」「セクシー個室ヨガだった」などと報じられ、ネット上では“キャバクラヨガ”という言葉まで登場。
でも本当に問題だったのでしょうか?
この記事では、実際に報じられた内容、ヨガスタジオの実態、そして報道による誤解や関係者の現在について徹底的に調査しました!
- 林芳正氏の“ヨガ通い”報道の全貌
- 経営者・庄司ゆうこ氏の背景と誤解
- 報道がもたらした影響とその後
- セクシーと言われたヨガレッスンの実態
それでは、本題へどうぞ!
林芳正の“ヨガ騒動”とは?報道のきっかけと背景を解説
2018年に発覚した林芳正氏の「ヨガ通い報道」は、政治家の私生活がどこまで公的に裁かれるべきかを問う大きな話題となりました。
文春報道をきっかけに、一気に広まった“セクシー個室ヨガ”というセンセーショナルな表現。その背景には、報道と実態のズレ、そして政治家という立場に対する過剰なバッシングがありました。
この記事では、当時の報道内容から、実際のヨガスタジオの実態、騒動による影響、そして現在の林芳正氏と関係者の姿までを丁寧に紐解いていきます。
ではまず、騒動の発端となった週刊誌報道の中身を見ていきましょう。
週刊文春が報じた「公用車でヨガ通い」の内容とは
林芳正氏が公用車を使って東京都恵比寿のヨガスタジオ「ポジティブスターヨガ」に通っていたという報道が、週刊文春によって2018年にスクープされました。
記事では、「平日昼間に文部科学大臣が公用車で“個室ヨガ”に通っていた」ことが強調され、世間に大きな衝撃を与えました。
公用車の私的使用ではないかという疑念が浮かび、野党からの批判やメディアの追及も過熱。
これに対し、林芳正氏は「ルール上問題ない」と釈明しつつ、「混乱を招いた」と謝罪。
しかし、「公用車」×「個室ヨガ」×「セクシー」という組み合わせはインパクトが強く、世論の批判はしばらく続きました。
次に、その“セクシー”と報じられたスタジオがどんな場所だったのかを掘り下げます。
「セクシー個室ヨガ」と報じられた理由と影響
このヨガスタジオが“セクシー個室ヨガ”と報じられた背景には、2つの要因があります。
ひとつは、レッスンが完全個室・マンツーマンだったこと。
そしてもうひとつは、経営者が元グラビアアイドルで、美人インストラクターが多く在籍していたことです。
週刊誌では、スタジオのホームページに美女の写真が多く掲載されていたことや、「犬のポーズ」などが紹介されていたことから、あたかも性的サービスがあるような印象を与える書き方がされていました。
これにより、スタジオや林氏本人に対する不適切なイメージが一人歩きすることに。
次の章では、この「ポジティブスターヨガ」について、実際にどんな場所だったのかを詳しく解説します。
セクシーヨガ疑惑の中心「ポジティブスターヨガ」の実態
報道によって「キャバクラヨガ」とまで呼ばれたスタジオ「ポジティブスターヨガ(PSY)」。
ですが、実際は健康やリラクゼーションを目的とした真面目なヨガ教室だったようです。
ここでは、経営者・庄司ゆうこ氏の人物像とスタジオの実際のレッスン内容を紹介します。
経営者・庄司ゆうこの人物像とグラビア時代の経歴
ポジティブスターヨガを運営していたのは庄司ゆうこ氏。かつてグラビアアイドルとして活動していた経験があります。
芸能界を引退後、26歳でヨガインストラクターの資格を取得。自身の健康体験をもとに、もっと人々にヨガの良さを伝えたいという思いからスタジオを立ち上げました。
スタジオ設立当初は小規模なマンションの一室からスタート。徐々に人気が出て広い物件へと拡大。
しかし、報道後は「元グラビア」という肩書きばかりが注目され、セクシャルなイメージが拡大。
彼女は後に
「事実無根で強い憤りを感じた」
とメディアに語っています。
では、スタジオでは実際にどんなレッスンが行われていたのでしょうか?
実際のレッスン内容は?“キャバクラヨガ”との違い
庄司ゆうこ氏は複数の取材で「うちのスタジオは真面目にヨガをやっている」と明言しています。
実際のレッスンでは、基本的な呼吸法から始まり、「船のポーズ」「ねじりのポーズ」「犬のポーズ」などを丁寧に指導。
グループレッスンは女性のみで、男性は1対1のパーソナル指導。価格は60分1万1000円という設定。
美人インストラクターが多いのは事実ですが、それがサービス内容に影響を与えるわけではなく、健康と癒しを目的とした本格的なレッスンだったようです。
では、この騒動がどのような影響をもたらしたのか、そして今どうなっているのかを見ていきましょう。
騒動がもたらした影響と現在の評価
騒動は一過性のスキャンダルにとどまらず、関係者それぞれに大きな爪痕を残しました。
ここではスタジオの被害と、その後の林芳正氏・庄司ゆうこ氏の姿に迫ります。
スタジオ側の被害と誤解の代償
庄司ゆうこ氏は「誤報のせいで、スタジオは大きな被害を受けた」と語っています。
週刊誌による「キャバクラヨガ」報道をきっかけに、
- 常連客のキャンセル
- スタッフの離職
- セクハラまがいの電話やストーカー行為
などが相次ぎ、スタジオ運営は一時大きな打撃を受けました。
特に「奥さんに誤解された」としてキャンセルされたケースが多く、誤解がどれほど現実に影響したかが分かります。
誤った印象が独り歩きし、関係者の人生を狂わせる…その典型的な事例とも言えるかもしれません。
林芳正と庄司ゆうこ、6年後の現在はどうなった?
騒動から6年が経過し、林芳正氏は現在、官房長官という要職に就いています。
騒動自体はすでに風化しつつありますが、当時の報道がネットに残り続けているため、完全に消えることはありません。
一方の庄司ゆうこ氏は、現在もスタジオを継続し、ヨガ講師として活動を続けています。
ENCOUNTの取材に対しては、
と語っており、騒動後も林氏への信頼を失っていない様子でした。
よくある質問Q&A
Q: 林芳正氏はなぜヨガスタジオに通っていたの?
A: 健康維持とリラクゼーションが目的とされています。本人は「犬のポーズでスイングが良くなった」とも話していたそうです。
Q: 「セクシー個室ヨガ」は本当に存在したの?
A: スタジオの雰囲気がそう報じられただけで、実際の内容は真面目なヨガレッスンだったとされています。
Q: 庄司ゆうこ氏は本当に“元AV女優”だったの?
A: いいえ。本人は元グラビアアイドルであり、「AV女優」という記述は誤報だったと明言しています。
Q: 公用車使用は違反ではなかったの?
A: 林芳正氏は「ルール上問題ない」と説明し、正式な謝罪も行いましたが、モラルの面での批判は残りました。
まとめ
今回の記事ではこんなことを書きました。以下に要点をまとめます。
- 林芳正氏の「ヨガ通い」は週刊文春がスクープし、大きな話題に
- “セクシー個室ヨガ”と報じられたが、実態は真面目なヨガスタジオだった
- 経営者・庄司ゆうこ氏は報道に強い憤りを感じていた
- 騒動によりスタジオ側は大きな被害を受けた
- 林芳正氏も庄司氏も、それぞれの道を歩み続けている
この騒動は、報道のあり方や、私生活と公的立場の線引きを考えるきっかけとなりました。
今後も、センセーショナルな表現の裏にある“真実”を見極める目を持ちたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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